まち歩きコースでご案内する主なおすすめスポットをご紹介します。いずれのスポットも、みなとまち新潟の歴史や文化を感じていただける場所ですので、ぜひ実際に訪れていただきたいと思います。もちろん、各スポットのガイドは私たち「新潟シティガイド」にお任せください。
新潟市の下町(しもまち)は新潟島の信濃川河口流域のことを言い、新潟市の中でも歴史が古く、湊町として栄えてきました。下町は地元の方からは「しも」と呼ばれています。下町には町屋や回船問屋などの古い建物が多く残っており、北前船が寄港していた頃の江戸時代の様子をうかがい知ることができます。
砂丘の上にある平和記念碑を訪ね、戦争の記憶を辿ります。
みなとぴあ(新潟市歴史博物館)
開港五港のひとつ、みなとまち新潟の歴史と文化に触れることができる博物館です。重要文化財の旧税関庁舎や昭和初期の建造物である旧第四銀行住吉町支店が立ち並ぶ浪漫漂うエリアです。また目の前の信濃川、朱鷺メッセ、迫力ある出航時の佐渡汽船等のロケーションは最高です。>>公式サイトへ
新潟造船株式会社(正門前で案内)
明治38年、信濃川河口で産声を上げ、100年以上の経験をベースに、多種多様の船舶を建造し、現在は常石造船(株)のグループ会社として発展しています。主要設備として2つのドライドックや船台等を持ち、新造船や船舶修繕などに新技術で対応し、その技術力は国内外から高い評価を頂いています。(写真提供:新潟造船株式会社)
平和祈念碑(水戸教公園)
この付近は太平洋戦争で最も激しい戦火を被った地です。犠牲となった市民・捕虜・強制連行された外国人などを悼み、平成10年に平和祈念碑を建立し毎年8月10日に慰霊祭が行なわれています。ここは新潟港の水先案内をする水戸教があった事から「水戸教公園」として整備されています。
宇品丸慰霊塔
昭和20年(1945)8月10日の空襲で信濃川河口で触雷座礁していた軍用船「宇品丸」が唯一応戦し、死者19名、負傷者百数十名と多数の犠牲を出しました。昭和32年この「宇品丸」が新潟市民を守ってくれたとして木製の慰霊碑が建られ、昭和34年にコンクリ−トの慰霊碑に建替えられたものです。