おすすめスポット

予約のいらないまち歩き 新潟シティガイドご案内チラシ

まち歩きコースでご案内する主なおすすめスポットをご紹介します。いずれのスポットも、みなとまち新潟の歴史や文化を感じていただける場所ですので、ぜひ実際に訪れていただきたいと思います。もちろん、各スポットのガイドは私たち「新潟シティガイド」にお任せください。

新潟市の下町(しもまち)は新潟島の信濃川河口流域のことを言い、新潟市の中でも歴史が古く、湊町として栄えてきました。下町は地元の方からは「しも」と呼ばれています。下町には町屋や回船問屋などの古い建物が多く残っており、北前船が寄港していた頃の江戸時代の様子をうかがい知ることができます。

パワースポットとして下町の人々に信仰されている神社・仏閣を巡ります。

湊稲荷神社
湊稲荷神社享保元年(1716)創建と伝えられています。船は神社の森を目当てにして入港したと言われ、航海の無事を祈る船乗り等のほか、船宿等で働く遊女にも信仰されたので別名「道楽稲荷」と言われていました。全国的にも珍しい回る「願懸け高麗犬」は市指定有形民俗文化財第1号です。
金刀比羅神社(彌五左衛門の金刀比羅様・寄合町)
金刀比羅神社(彌五左衛門の金刀比羅様・寄合町)文政5年(1822)回船問屋鈴木彌五左衛門が持ち船「白山丸」の遭難を救ってくれた金刀比羅様に感謝し建立されました。拝殿の難船彫刻絵馬は救われた様子を彫刻したもので市指定有形民俗文化財です。境内には悪所通い止め、商売繁盛等のご利益があると言われる「足止め狛犬」があります。
開運稲荷神社
開運稲荷神社明治10年この地に移転してきました。名前の通り「開運」を招くとして商売繁盛等を願う海運業・倉庫業者などのお参りが多かったお稲荷さんです。参道には明治中期に回船の重石として積んできた出雲石を狐の像「こんこん様」に刻んだもので、諸願成就がなされると信じられています。
入舩地蔵尊(千体地蔵)
入舩地蔵尊(千体地蔵)天明の大飢饉犠牲者供養するため創建されたと伝えられています。また湊に出入りする船の安全も祈願した事から入舩地蔵尊と呼ばれています。境内の千体地蔵堂には十二支の守り本尊とともに圧巻の金色地蔵尊1557体が安置され多くの参拝者に感銘を与えています。
日和山住吉神社
日和山住吉神社日和山は標高12.3mの信濃川河口唯一の高台で、江戸時代「水戸教」(水先案内等をする仕事)の場所でした。祀られている住吉神社は世襲で水戸教に従事した伊藤仁太郎家にあったもので、慶応元年(1865)伊藤家が移転のため日和山に遷座されました。新潟湊の繁栄に関わる場所の一つです。
金刀比羅神社(西厩島町)
金刀比羅神社(西厩島町)江戸中期、古町通11に航海安全祈願のため建立、明治2年この地に移りました。神社には船主が航海安全を祈願して奉納した模型和船(国指定重要有形民族文化財)を見ることが出来ます。(拝観料大人100円、子供50円)境内には朱塗りの竜王殿や男女のシンボルを模した陰陽石があります。